花粉症について🌲
やっと少し落ち着いてきた花粉ですが、まだまだ気になる方もいらっしゃるはず!!
ということで今回のテーマは花粉症について🍃

そもそも花粉症とは💭
体の免疫システムが花粉に過剰反応して引き起こされるアレルギー疾患であり、症状としては鼻水、くしゃみ、結膜炎などがあります。
アレルギー性鼻炎などの症状は、仕事効率の低下や睡眠障害、うつ症状を引き起こし、子どもでは集中力低下による学力の低下も報告されています。
そんな花粉症について、お茶の摂取とスギ花粉アレルギーの関係についての論文が発表され、特に緑茶がスギ花粉特異的IgE抗体の陽性率を下げる可能性があることが示されました💡
この研究は、順天堂大学医学部総合診療科の研究グループによって行われ、詳細は2025年2月付の「Journal of Nutritional Science」に掲載されています。
【研究の目的】
日本人のお茶の摂取頻度とスギ花粉に対するアレルギー特異的IgE抗体陽性)との関連を検証すること
【対象と方法】
・対象者:東北地方在住16,623人
・調査方法:参加者の血液検査でスギ花粉特異的IgE抗体レベルを測定し、自己申告によるお茶🍵の摂取頻度(週1回未満、週1~6回、1日1回以上)とその関連性を解析
【主な結果】
・緑茶を1日1回以上飲む人は、スギ花粉特異的IgE陽性の割合が有意に低かった
・番茶・烏龍茶・紅茶との間には有意な関連は見られなかった
【考察と結論】
・緑茶に含まれるカテキン類の抗アレルギー作用が、IgE反応を抑制する可能性がある
(カテキンの含有量は、緑茶、番茶、ウーロン茶、紅茶の順に多い)
・習慣的な緑茶の摂取は、スギ花粉アレルギーの予防に寄与する可能性がある
(ただし、横断研究であるため因果関係は断定できず、今後は縦断研究や介入研究が必要。)
また、本研究の対象者は平均年齢が60歳前後であったため、若年層を対象としたさらなる研究が必要
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まとめ🔍
スギ花粉症に対して、緑茶の摂取が予防公的効果を持つ可能性があり、日常的に飲むことで花粉症のリスク減少につながる可能性があるということが分かりました🙌🏻
花粉症でお困りの方、次回に備えて緑茶で乗り越えましょう🍵
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