「りんごアレルギー」のお客様が来店したら——飲食店が注意すべきポイント

飲食店で「りんごアレルギーのお客様がいらっしゃいました」と聞くと、
多くの現場では「りんごを抜けば大丈夫ですね」と対応してしまいがちです。

しかし実際には、りんご=“バラ科アレルギー”の代表例であり、
“りんご以外”の食材にも注意が必要です。

バラ科アレルギーとは

りんご、もも、さくらんぼ、アーモンドなど、“バラ科”に属する食材
口のかゆみや腫れが出るアレルギーを指します。
医学的には「口腔アレルギー症候群(OAS)」と呼ばれます。

【代表的なバラ科食材】

  • 果物:りんご、もも、いちご、さくらんぼ、すもも、あんず、うめ、びわ、プルーン など
  • ナッツ類:アーモンド

このため、「りんごアレルギー」と言われたら、ももやいちご、アーモンドを使った料理にも注意が必要です。

花粉症との関係

シラカンバやハンノキなどのカバノキ科花粉と構造が似ており、
花粉症を持つ方はバラ科の果物にも反応することがあります。
春先に「果物を食べると口がかゆい」という訴えが増えるのはこのためです。

加工品・加熱品にも注意

加熱・加工で食べられる場合もありますが、人によって差があります。
同じ「りんごアレルギー」でも、

  • 生りんごはNG
  • 焼きりんごはOK
  • ジャムはOK
    という方もいれば、すべてNGの方もいます。

調理現場では「加熱してあるから大丈夫」と判断せず、
必ず本人に確認することが大切です。

飲食店ができる対応のポイント

  1. 「りんごアレルギー」と言われたら、バラ科全般(もも・いちご・アーモンド等)も確認する
  2. ソース・ジャム・ドリンクなど、加工品に含まれる食材にも注意
  3. 加熱・加工による可否は個人差が大きいため、自己判断しない
  4. アレルギー情報を共有し、スタッフ全員が同じ理解を持つ

まとめ

「りんごを抜けば大丈夫」ではなく、
「りんご“などのバラ科”に注意」という理解が、事故防止の第一歩です。

アレルギー対応は特別なことではなく、
“誰もが安心して食べられる”ための基本的な配慮。

フードハグのサポート

フードハグでは、こうした現場での判断を支える「伝える仕組み」を整えています。
店舗のスタイルに合わせたアレルギー情報ページや、スタッフ向けの共有資料を通じて、
“できることからのアレルギー対応”を実現します。

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